手に入れた豆皿をどのように食卓へ落とし込むべきか。鍵を握るのは「余白」と「素材のミックス」だ。プロが実践する「テーブルコーディネート」の基本は、1枚の大きなお盆や木製トレーの上に、形状の異なる豆皿を3〜5個ランダムに並べる手法である。
丸皿だけでなく、角皿や花型の小皿をあえて混ぜ合わせることで、視覚的なリズムが生まれる。そこに大根おろし、きんぴらごぼう、漬物、梅干しといった素朴なおかずを少しずつ小分けにして載せる。たったこれだけの工夫で、いつもの朝食や晩酌の風景が、一気に高級割烹の小鉢膳へと変貌を遂げる。