首都圏や近畿圏から気軽に向かえる避暑地は、移動のストレスを減らしつつ劇的な温度差を体感できる絶好の選択肢です。定番エリアの奥に広がる、知る人ぞ知る涼風スポットをピックアップしました。
関東近郊でおすすめしたいのが、栃木県の奥日光(戦場ヶ原・中禅寺湖畔)と山梨県の北杜市・清里高原です。奥日光は標高約1,400mに位置し、真夏でも最高気温が25度前後に留まる別天地。朝霧が立ち込める小田代原の木道散策や、水しぶきが心地よい湯滝周辺のトレッキングは、日常の暑さを一瞬で忘れさせてくれます。また、八ヶ岳南麓に広がる清里エリアは、豊かな湧水群と森に囲まれたカフェが点在し、涼しいテラス席で過ごす読書やティータイムにうってつけです。
一方、関西近郊では京都の奥座敷と呼ばれる貴船・鞍馬や、奈良県天川村のみたらい渓谷が外せません。貴船川の上に設えられた川床は、水面を渡る清涼な風によって市街地より体感温度がぐっと下がります。エメラルドグリーンに輝く清流と巨岩が織りなすみたらい渓谷では、整備された遊歩道を歩きながらマイナスイオンを全身に浴びることができ、関西屈指の避暑地として確固たる地位を築いています。兵庫県北部にある神鍋(かんなべ)高原も、溶岩樹型や滝巡りが楽しめる穴場として注目度を高めています。