金属バットの規格変更以降、本塁打の数は激減したと言われる。しかし、その常識を嘲笑うかのようにアーチを連発する超高校級スラッガーが存在する。185センチ、90キロの堂々たる体格から繰り出されるスイングスピードはプロ顔負けだ。すでに高校通算本塁打は40本を超え、その大半が新規格バット、あるいは木製バットで放たれたものというから驚きだ。
単なるパワーヒッターではない。打席での粘り強さと、逆方向へ長打を放てる素直なバット軌道が最大の武器だ。「詰まっても外野の頭を越す衝撃的なパワーがある。木製バットへの対応力もすでに実証済みだ」。セントラル・リーグのスカウトは、彼のバッティングセンスを絶賛する。