「鼻水が溜まっているから詰まる」と思われがちだが、実はそれは大きな誤解だ。鼻づまりの主犯格は、鼻の奥にある「下鼻甲介(かびこうかい)」と呼ばれる粘膜の腫れである。粘膜内の血管が拡張して太くなり、空気の通り道を物理的に塞いでしまうのだ。
2026年の今日、特に注目されているのが「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」や、デジタルファティーグ(眼精疲労・ストレス)に起因する自律神経の乱れだ。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、鼻粘膜の血管が拡張したまま元に戻らなくなる。ハウスダストや花粉といったアレルゲンによる炎症に加え、現代人特有のライフスタイルが鼻の通りをさらに悪化させている。