東京宝塚劇場や日生劇場、日比谷シアタークリエなどが目と鼻の先にある日比谷店は、他の店舗にはない独特の客層と熱気に包まれている。
観劇前後の高揚感に包まれたグループ客から、カウンター席で静かに点心を味わうおひとり様、さらには海外からのインバウンド客まで、多様な人々が同じ空間で点心をつついている。店内の回転率は非常に早いが、決して殺伐とした雰囲気はなく、活気あふれる香港の食堂の気取らない空気感が巧みに再現されている。一人でも気兼ねなく入れるオープンなテーブル配置も、長年愛され続ける理由の一つだろう。