一方、中国出身で日中両国で俳優活動を展開していた阿部力は、日本のエンターテインメント業界からほぼ姿を消した。彼が選択したのは、役者としての華やかなスポットライトではなく、より地に足のついた実業の世界だった。
阿部力は千葉県をはじめとするエリアで、実家の味を再現した餃子や包子(バオズ)を提供する飲食店をオープン。自ら店頭に立ち、調理や接客にあたる姿が度々話題となった。俳優時代のファンや噂を聞きつけた客が訪れる一方で、本人は一実業家としてストイックに店舗経営と向き合っている。また、ルーツである中華圏の映像作品や配信コンテンツへの単発出演など、日本国外での露出に活路を見出す姿勢を保ち続けている。