現在、ブラックホエール1号の層間では、カキン系マフィア(シュウ=ウ一家、エイ=イ一家、シャ=ア一家)の血で血を洗うシマ荒らしが続いている。ヒソカはこのドロドロとした暗闘の中でも、絶妙なポジションを維持している。
特にシュウ=ウ一家の若頭・ヒンリギとの接触は興味深い。マフィア側はヒソカと旅団の衝突が船内を崩壊させることを恐れつつも、エイ=イ一家の組長・モレナの暴走を止めるための「爆弾」としてヒソカを計算に入れている。ヒソカ自身もまた、マフィアのネットワークを利用して自身の潜伏を確実にしつつ、旅団の動きを察知する情報網を手に入れた。蜘蛛を追うマフィア、マフィアを利用するヒソカ、そしてその裏で世界崩壊を企むモレナ。三つ巴、四つ巴の戦術戦において、ヒソカの放つ圧倒的な個の威圧感は異彩を放っている。