麦わらの一味の双璧をなすナミとニコ・ロビン。この2人の存在なくして、ルフィの海賊王への道は物理的にも歴史的にも成り立たない。航海士としての天賦の才と気象を操る攻撃力を併せ持つナミは、過酷なグランラインの航海を指揮する実質的な司令塔だ。
一方、世界で唯一ポーネグリフ(歴史の本文)の解読が可能なロビンは、空白の100年を解き明かすストーリー最大の鍵を握る。エニエス・ロビーでの「生きたい」という魂の叫びから年月を経て、ハナハナの実の悪魔的覚醒を披露するまでに至った彼女の成長は、長年作品を追ってきたファンに深い感慨を与えた。2人が示すのは、単なる腕力にとどまらない、知性と歴史的価値という圧倒的な存在感である。