破局報道以降、長澤まさみが辿ったキャリアはまさに圧倒的というほかない。かつての「清純派アイドル女優」というパブリックイメージを鮮やかに脱ぎ捨て、映画『コンフィデンスマンJP』シリーズでの振り切ったコメディ演技や、社会派ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』での重厚な演技で高い評価を獲得。第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の賞を総なめにし、名実ともに日本を代表する大女優へと昇華を遂げた。
私生活のスキャンダルやゴシップに足を取られることなく、自らの演技力と圧倒的な存在感で雑音をねじ伏せてきた姿勢。そこには、単なるタレントではなく一人の「表現者」として生きていく強い腹括りと、厳格な自己管理があったことは間違いない。