近年の日本代表の躍進を語るうえで、インサイドの要であるジョシュ・ホーキンソンの貢献は計り知れない。攻守にわたるタフネス、泥臭いリバウンド、そして土壇場での決定力。彼の存在なくして近年の国際舞台での勝利はあり得なかった。
しかし、単一のキーマンに依存し続ける構造には常にリスクが付きまとう。現在、Bリーグでしのぎを削る帰化選手たちや、若手ビッグマンたちの代表枠争いが過熱している。インサイドで体を張り、相手NBA級ビッグマンと互角に渡り合えるフィジカルと、アウトサイドまでカバーできる機動性を併せ持つ「第2、第3のピース」の確立こそが、長期的な世界戦を見据えた最優先課題と言える。