「昨日まで楽しく描けていたのに、急に自分の絵が下手に見えて嫌になる」——この現象は、多くのアマチュアが直面する挫折の壁だ。しかし、取材に応じた認知心理学の専門家はこれを「最大の成長チャンス」と定義する。
絵の上達過程では、まず「目(評価能力)」が肥え、その後に「手(出力能力)」が追いつく。自分の絵が下手に思える時期は、目が進化して目が肥えた証拠であり、手が出力能力を高める直前の準備期間なのだ。このメカニズムを知っていれば、スランプに絶望することなく、次のレベルへ飛躍するための糧として前向きに練習を継続できる。