ネット上の検索サジェストなどで散見される「エリアの騎士 打ち切り 理由」という噂ですが、出版データおよび連載推移を精査すると、打ち切り説は明白な誤解であることが分かります。
講談社『週刊少年マガジン』において、2006年第21・22合併号から2017年第17号まで丸11年間、全549話・単行本全57巻にわたり看板作品として連載が継続された実績は、少年誌のスポーツ漫画としては極めて稀な大ヒット記録です。それにもかかわらず打ち切り説が出た背景には、以下の要因が挙げられます。
- 終盤の展開スピードの加速:高校選手権決勝から五輪編、代表編への移行がテンポ良くダイジェスト風に進んだため、一部の読者が「急ぎ足で畳んだのではないか」と受け取った。
- 代表戦の全試合を細部まで描かなかった演出:高校編のように1試合に数巻を費やす形式ではなく、駆の成長と世界の広がりを象徴的に描く手法を取ったことによるギャップ。
連載終了時のアンケートやファンの感想・レビューを分析すると、「兄の死という重いテーマから始まりながら、高校サッカーの青春と世界への挑戦を王道で描き切った名作」「傑の心臓が駆のなかで生き続ける演出に最後まで胸が熱くなった」といった極めて高い満足度と称賛の声が大多数を占めています。