世界中で社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』の続編として、破格の注目を集めて公開されたのが『アナと雪の女王2』だ。しかし、劇場公開の興奮冷めやらぬ中で発覚した騒動は、作品の輝かしい実績に大きな陰を落とすことになった。
騒動の渦中となったのは、SNS上で一斉に投稿された感想漫画である。複数の人気漫画家がほぼ同刻に、似通ったフォーマットで映画の魅力を語る作品を公開した。違和感を覚えたネットユーザーが検証を進めると、投稿文の類似性やプロモーションの不自然さが浮き彫りになり、「広告であることを隠したプロモーションではないか」という疑惑が急速に拡散した。
ファンの心を痛めたのは、作品への純粋な愛を利用されたという感覚だ。話題性を求めたマーケティングの手法が、結果としてファンと作品との絆を損なう事態を招いたのだった。