ふとした瞬間に脳裏をよぎるのに、名前が出てこない作品はありませんか。NHKで放送された歴代アニメは、独自の世界観や実験的な映像表現が多かったため、断片的なシーンだけが強烈な記憶として残っているケースが多々あります。
魔女の女の子が掃除機に乗って飛んでいた作品といえば、1992年から放送された『ヤダモン』です。わがままで愛らしい魔女の少女ヤダモンが人間界で巻き起こす騒動を描きつつ、終盤のシリアスかつダークな展開は当時の子どもたちに強い衝撃を与えました。
「しっこく、しっこく!」という決め台詞の新選組風アニメを探しているなら、1995年放送の『飛べ!イサミ』が正解です。幕末の新選組の子孫である少年少女たちが「ルミナスルーダー」を手に悪の組織・黒羽組と戦うジュブナイル活劇で、キャッチーな主題歌とともに夕方の定番でした。
また、「命が宿った家電製品たちが暮らす街」の記憶がある方は、2001年放送の『カスミン』を思い出しているはずです。春野カスミが下宿する「霞家」に住むヘナモン(妖怪・付喪神のような存在)たちとの心温まる共同生活を描いた傑作として知られています。さらに、22世紀の宇宙開拓時代に取り残された少年少女たちのサバイバルを描いた『無人惑星サヴァイヴ』(2003年)も、「過酷だけど引き込まれた無人島モノ」として検索される頻度が極めて高い作品です。