日本チョコレート・ココア協会が公表する市場データを見ても、チョコレート全体の消費量は底堅い推移を保ちながら、その用途は多様化の一途を辿っている。自分へのご褒美需要が拡大する一方で、手作りした成果をコミュニティでシェアするカルチャーも健在だ。
その発信拠点となるのがInstagramだ。ただし、タイムラインに並ぶ投稿の質は数年前と大きく異なる。雑多に袋詰めされた手作りチョコではなく、シーラーで密閉された個包装パッケージや、まるでパティスリーのショーケースのような端正なビジュアルが目を引く。「清潔感」と「ショップクオリティのパッケージング」が、今のSNSにおける最大の評価基準になっている。