式で最も人々の胸を打った場面の一つが、盟友たちの言葉だ。とりわけ、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトによる弔辞は、今もロックファンの間で語り継がれている。くしゃくしゃになった手紙を握りしめ、声をとぎれさせながら語りかけた彼の言葉は、飾りのない本音そのものだった。
「清志郎、ずるいよ。先に逝っちゃうなんて」。憧れの先輩であり、表現者としての道を示してくれた巨星への愛と喪失感。弔辞という枠組みを超えた魂の叫びに、参列した音楽関係者やファンからは堪えきれないすすり泣きが漏れた。豪華な著名人たちが並ぶ中でも、表現者同士の絆の深さが際立った一瞬だった。