モンスターエナジーのカフェイン量を相対的に把握するために、他の身近な飲料と比較してみよう。まずライバル的存在であるレッドブル(250ml缶)のカフェイン量は1缶あたり80mg(100mlあたり30mg)だ。同じ1缶で比較した場合、モンスターエナジーの142mgはレッドブルの約1.8倍に達する。容量の違いもあるが、モンスターを1本飲み干す方がより多くのカフェインを取り込むことになる。
では、普段何気なく飲んでいるレギュラーコーヒー(ドリップコーヒー)と比べるとどうだろうか。ドリップコーヒーは100mlあたり約60mgのカフェインを含む。一般的なコーヒーカップ1杯(約150ml)に換算するとおよそ90mgだ。つまり、モンスターエナジー1缶(142mg)は、ドリップコーヒー約1.5杯分に相当する。
このように数値を比較すると、モンスターエナジーがずば抜けて異常なカフェイン量を含んでいるわけではないことが見えてくる。しかし、コーヒーと異なるのは、炭酸の爽快感や強い甘味によって「一気に飲み干せてしまう」という飲みやすさだ。このスピード感が、知らず知らずのうちにカフェインの急激な体内吸収を招く要因となっている。