では、具体的にどのようにアプローチすべきなのか。ポイントは、緊張しきった「太もも前側」と「腸腰筋」を的確にほぐし、同時に弱り切った「お尻」と「腹筋深頭筋」を再起動させることだ。
まずは片膝を床につき、もう片方の足を前に出して90度に曲げる「膝立ちランジ」の姿勢をとる。後ろ脚の付け根(股関節の前側)が気持ちよく伸びる感覚を感じながら、骨盤をやや後ろに倒す(後傾させる)イメージで15〜30秒キープ。これだけで、引っ張られていた骨盤が元の位置へと戻りやすくなる。オフィスなら、椅子に浅く腰掛け、片足を後ろに引いて股関節の前側を伸ばすだけでも十分な効果が得られる。