『ドラゴン桜』における長澤まさみさんの役名は水野直美(みずの・なおみ)。龍山高校の特進クラスに集まった落ちこぼれ生徒の1人であり、物語の実質的な主役として視聴者の共感を一身に集めました。
劇中の水野直美は、小料理屋を営む母親と2人暮らし。将来への明確な希望を持てず、どこか諦めを抱えていた平凡な少女でした。しかし、桜木建二の「バカとブスこそ東大へ行け!」という痛烈な言葉に触発され、自身の人生を切り拓くべく東京大学文科二類を目指して猛勉強を開始します。
第1シリーズ放送時、長澤まさみさんの当時年齢は18歳。前年に映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を史上最年少で受賞し、まさに国民的女優へと駆け上がる真っ只中にありました。劇中で見せた瑞々しい制服姿やショートカットのビジュアルは、当時の視聴者から「圧倒的にかわいい」と爆発的な反響を呼び、そのビジュアルの透明感と泥臭く努力するギャップが大きな話題となりました。
そして2026年、16年の時を経て放送された『ドラゴン桜2』において、水野直美は弁護士として桜木法律事務所の共同経営者となって登場します。かつて教え導かれた恩師・桜木建二と肩を並べ、低迷する母校・龍山高校の後輩たちを東大合格へと導く立場への大転換は、ドラマファンの間で大きな驚きと感動を呼びました。