オスの三毛猫は、通常のペットショップの店頭に並ぶことは滅多にない。もし生まれた場合、多くは一般に公開される前に業界内のネットワークや、特定のVIP顧客リストを通じて水面下で取引が成立してしまうからだ。ブリーダーの間でも「一生に一度出会えるかどうか」というレベルの存在であるため、誕生した時点で専門の仲介業者が動くケースがほとんどだという。
近年では、インターネット上のマッチングプラットフォームやSNSを通じて、一般の飼い主が「オスの三毛猫が生まれました」と発信し、ダイレクトメッセージで価格交渉が行われるケースも増えている。しかし、こうした個人間取引はトラブルの温床にもなっており、仲介業者を挟まない高額取引には慎重な姿勢が求められている。