近年、特に目を見張るのがビジネスジェット専用施設(FBO)の利用拡大と、次世代エアモビリティへの対応だ。
製造業の世界的巨頭が本社を構える愛知県において、海外要人や企業エグゼクティブのプライベート機需要は年々高まりを見せている。専用ラウンジやスムーズなCIQ(税関・出入国管理・検疫)機能を備えたゲートウェイとしての役割は、大規模空港の混雑を嫌う富裕層にとって理想的な受け皿となった。
さらに2026年現在、愛知県が主導する「空飛ぶクルマ(eVTOL)」や大型ドローン物流の都市間実証実験において、名古屋飛行場は中核的なバーティポート(離着陸場)候補地として実験運用を加速させている。かつての地方空港は今、超低空域から成層圏までを見据えた次世代モビリティの実験場へと進化を遂げつつある。