Q1:スーパーのパック売りで桃を触らずに見分けるコツはありますか?
A1:触れる必要は一切ありません。まずパックの上から桃の形状を見て、左右が対称にふくらんでいるかを確認します。次に果皮の表面を観察し、白い斑点(果点)が星空のように散らばっているかを見ます。最後にパックの隙間からヘタ側(お尻の窪み)を覗き、緑色が残っておらず乳白色に抜けている個体を選べば、外れを引く可能性を劇的に減らせます。
Q2:桃の皮がつるんと手で剥けるのはどんな状態ですか?
A2:樹上完熟した白鳳系の品種などを適正に追熟させた際、果肉と果皮の間のペクチンが酵素によって分解され、湯むきをしなくてもお尻側から手で引っ張るだけで綺麗につるりと剥けます。ただし、あかつきや川中島白桃のように果肉が硬く緻密な品種は、完熟していても皮が密着していることが多いため、無理に手で剥こうとせず、ナイフで薄く剥くのが果汁を逃さないコツです。
Q3:硬い桃と柔らかい桃、どちらが糖度が高いですか?
A3:硬さと糖度に直接の相関関係はありません。桃の硬さは主に「果肉の不溶性ペクチンの構造」によるもので、品種固有の肉質特性です。例えば福島や山形で人気の「あかつき」や「川中島白桃」は、カリッとした硬めの食感でありながら糖度14〜16度に達する個体が多数あります。柔らかいとろける食感が好きなら「白鳳系」、しっかりした歯ごたえと強い甘みを両立させたいなら「川中島白桃系」を選ぶのがおすすめです。