一口に楽譜と言っても、編曲者によって難易度や音像は劇的に変わります。自分の技術レベルに合わない譜面を選んでしまうと挫折の原因になるため、まずは難易度の傾向を把握することが成功への近道です。
初級・入門アレンジ:調号の少ないハ短調やイ短調に移調され、左手の伴奏パターンがシンプルな四分音符主体に整理されているものが人気です。指の届きにくい小中学生や、ピアノを始めたばかりの大人でも十分に「あのメロディ」を再現できる工夫が凝らされています。
中級・原曲再現アレンジ:PC版ゲームの原音(MIDI/Wave)のニュアンスをそのままキーボードやピアノに落とし込んだスタイルです。左手の16分音符のアルペジオやオクターブ連打が要求されますが、原曲の疾走感を忠実に再現したい中級者にとって最も満足度の高い難易度と言えます。
上級・演奏会用(超上級)アレンジ:まらしぃ氏やAnimenz氏をはじめとする著名ピアニストのトランスクリプション(耳コピ採譜)や、クラシックのソナタ形式を取り入れた華麗なアレンジです。高速のストライド奏法や目眩くアルペジオが敷き詰められており、ステージ映えする圧巻の仕上がりとなっています。