あれから約10年が経過した2026年の現在、メディアの報道姿勢は大きく様変わりした。かつてのように流出写真を無批判に転載し、ゴシップとして消費するスタイルは、視聴者や読者自身からの強い反発を招くようになっている。
特にSNS時代の到来以降、情報の一次発信者と受容者の間の距離が劇的に縮まった。ユーザーの倫理観の高まりとともに、「個人の意図しないプライベートの露出」に対してメディア側も過度な追及を自主規制する流れが定着しつつある。2017年当時の混乱は、こうした現代のメディア倫理の礎を作る上での過渡期的な事件であった。