なぜ、これほどまでに上質な生菓子を驚異的な低価格で提供できるのか。その答えは、創業者の齊藤寛が築き上げた独自の経営モデル「ファーム・フォー・ファクトリー」にある。同社は自社工場周辺の豊かな自然環境に着目し、山梨県・八ヶ岳高原の契約農場から毎日新鮮な牛乳や卵を直接仕入れる体制を確立した。
中間マージンを極限までカットするだけでなく、しぼりたての生乳や採れたての生卵を即座に加工現場へと投入。これにより、素材本来の風味を一切損なうことなく商品化することに成功した。シュー皮の中にぎっしりと詰まった純生クリームのコク、そして卵の濃厚な旨味が溢れ出るカスタードクリーム。その双方に宿る圧倒的な「鮮度」こそが、他社が決して真似できない最大の強みと言えるだろう。