ファンの間で最も有名な語り草となっているのが、千鳥大悟の父親の職業にまつわる逸話です。大悟がテレビ番組で「親父の仕事は、川や山で丸い石を探して親分に持っていく仕事やった。球体に近いほど高く評価される」と語ったことで、一時は「どんな特殊な職業なのか」と大きな話題を呼びました。
実際のところ、父親の本業は北木島を代表する地場産業である元石材業の現場作業員です。北木石は日本銀行本店や靖国神社の鳥居、日本橋の架橋などにも使われた日本屈指の高級ブランド石材であり、島には数多くの採石場や加工工場が存在していました。父親はその石材加工や運搬の現場で汗を流していた職人の一人であり、「丸い石を探す」というフレーズは、過酷な採石作業や特殊な資材探しの様子を、大悟流のユーモアと誇張を交えて表現したものです。