お湯の変色は老廃物?デトックス足湯の嘘と本当を専門家が検証

お湯の変色は老廃物?デトックス足湯の嘘と本当を専門家が検証

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「では、全くの効果なしと断じてよいのか」という疑問が湧く。ここで争点となるのが、体内に蓄積した鉛や水銀、カドミウムなどを引き出すとされる重金属デトックスの可否だ。

北米や欧州の毒性学会誌に掲載された複数の論文によると、使用後の濁ったお湯を微量分析した結果、排出された重金属の量は検出限界以下、あるいは人体の通常の汗に含まれる極めて微量な範囲にとどまっていた。人体において重金属の解毒を担う主たる器官は肝臓と腎臓であり、足裏の汗腺から大量の毒素が濾過されるという説には、医学的な裏付けが乏しいのが現状だ。デトックス足湯が「医学的な毒素排出法」として語られることに対し、専門家が警鐘を鳴らす理由はここにある。

吉田 誠
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吉田 誠

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