この水族館を象徴する最大の見どころは、地下に広がる「日本初の水中観察ゾーン」だ。階段を下りた先に現れるのは、千歳川の川底を直接見上げるように設置された7枚の巨大な水中観察窓。人工的に作られたアクアリウムではなく、今まさに自然の川を泳いでいる野生の魚たちを、同じ目線でじっくりと観察できる奇跡的な空間が広がっている。
川の水温や透明度、天候による光の差し込み具合によって、水中の表情は刻一刻と変化する。目の前を横切るのは、作り込まれたジオラマではなく本物の自然そのもの。時折、小魚の群れが一斉に翻ったり、巨大な魚影が静かに深みへ消えていったりする光景に出会えると、まるで自分自身が川の一部になったかのような深い臨場感に包まれる。