東本願寺と西本願寺の違いとは?浄土真宗大谷派の作法と歴史の真相

東本願寺と西本願寺の違いとは?浄土真宗大谷派の作法と歴史の真相

東本願寺と西本願寺の違いとは?浄土真宗大谷派の作法と歴史の真相の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

京都駅からほど近い場所に巨大な御影堂を構える真宗本廟(通称:東本願寺)を本山とするのが真宗大谷派です。浄土真宗を開いた親鸞聖人の教えを忠実に受け継ぐ信徒は、親しみを込めて門徒(もんと)と呼ばれます。

大谷派と本願寺派の根本的な教理は、いずれも「阿弥陀如来の本願を信じ、南無阿弥陀仏と念仏を称えることで、誰もが無条件に極楽浄土へ往生できる」という他力本願の教えに基づいています。そのため、教義そのものに対立があるわけではありません。

しかし、日常の勤行や儀礼の細部には違いが見られます。朝夕に読経される『正信偈(しょうしんげ)』の読み方ひとつをとっても、大谷派は低音から力強く響かせる独特の草譜・行譜を用いるのに対し、本願寺派は比較的流れるようなテンポで唱えられます。また、阿弥陀如来の脇に掲げる掛軸(脇侍)について、大谷派では右側に「帰命尽十方無碍光如来(十字名号)」、左側に「南無不可思議光如来(九字名号)」を祀ることが正式とされる点も特徴的です。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。