胃袋を掴まれたら、もう逃げられない。直売所に併設された食堂で提供される「ずりあげうどん」や、秩父名物の「みそポテト」は定番中の定番だが、最近のトレンドはさらに尖っている。地元猟師から直接仕入れる新鮮なイノシシ肉を使ったジビエカレーが、ジワジワとリピーターを増やしているのだ。獣臭さは一切なく、凝縮された旨味がスパイスと絡み合う。
そして、デザートには「横瀬町産紅茶」を使ったソフトクリームが欠かせない。甘さ控えめで、お茶本来の渋みと香りが鼻を抜ける。インスタグラムやTikTokでは、このソフトクリームを背景の緑豊かな山々と一緒に撮影した投稿が毎日何百件もアップされ、若者の呼び水となっている。