広告とゲーム実態の乖離は、単なるネット上の愚痴にとどまらず、国際的な広告監視機関を動かす事態へと発展しました。象徴的だったのが、2026年秋に下されたイギリス広告基準協議会(ASA)による広告規制です。
イギリスASAは、開発元であるPlayrix社に対し、「広告に表示されているゲーム内容(ピンを抜いてキャラクターを救出する選択肢ゲーム)は、実際のアプリ内でごく一部しか体験できない、あるいは本質的なゲーム体験を代表していない」と認定。「誤認を招く広告(Misleading Advertising)」として、該当する動画広告の掲載差し止め処分を下しました。
この行政的判断を受け、Playrix側も抜本的な対策を迫られることになります。そこで浮上したのが「ガーデンスケイプのミニゲームはいつから実装されたのか」という疑問です。
Playrix社は規制前後となる2026年半ばから後半にかけて、アプリのアップデートを実施。広告で描かれていたピン抜きパズルや危機脱出の選択肢パズルを、ステージ進行中の「ボーナスミニゲーム」として正式にゲーム内へ導入しました。これにより「広告の内容がゲーム内に一切存在しない」という法的な虚偽表示リスクを回避する構造を作り上げたのです。しかし、あくまでメインは3マッチパズルであり、ミニゲームは一定ステージごとにしか遊べないという設計は現在も続いています。