マダニの吸着を確認したら、自宅で無理に対処しようとせず、速やかに専門の医療機関へ足を運ぶのが鉄則だ。受診すべき第一選択の診療科は「皮膚科」である。
皮膚科の現場では、医療用の特殊なピンセットを用いて口器を残さず摘出するか、すでに深く固着している場合には局所麻酔を施した上で、口器周辺の皮膚ごと小さな切開を行って除去する。もし夜間や休日で近くの皮膚科が開いていない場合は、救急外来や外科、形成外科での受け入れが可能か事前に問い合わせるとよい。
医師の診察を受ける際は、「いつ、どこで刺された可能性があるか」を具体的かつ正確に伝えることが、早期の確定診断に直結する。