ングラライ国際空港(バリ島空港 デンパサール)に到着後、スムーズに入国ゲートを抜けるためには、デジタル手続きの事前完了が鍵となります。現在、インドネシア入国管理局およびバリ州政府の方針により、紙の入国カードや申告用紙は原則廃止され、スマートフォン上での事前登録が基本運用となっています。
到着後から出口までの具体的なステップは以下の通りです。
ステップ1:バリ州観光税(Love Bali)の確認
バリ州政府が義務付けている外国人観光税(1人あたり150,000ルピア(約1,500円))は、公式ウェブサイトまたは専用アプリ「Love Bali」を通じて出発前にオンライン決済しておくことが強く推奨されています。決済完了後に発行されるQRコードを空港内の専用スキャナーまたは係員に提示します。未払いの場合は空港内の特設カウンターでもクレジットカード決済が可能ですが、混雑時は列に並ぶ必要があるため事前決済が賢明です。
ステップ2:入国審査(イミグレーション)とビザ確認
事前にオンラインで「e-VOA(電子到着ビザ:500,000ルピア)」を取得済みの旅行者は、設置されている自動化ゲート(Autogate)を利用してパスポートをスキャンするだけで、わずか数十秒で入国審査を通過できます。現地到着後にVOAを取得する場合は、有人のVOA支払いカウンターで料金を支払った後、一般の入国審査レーンに並ぶ必要があり、大型便が重なる時間帯は30分〜1時間以上の待機列が発生することが取材でも確認されています。
ステップ3:受託手荷物の受け取り
バゲージクレームで手荷物をピックアップします。ターンテーブル付近にはポーター(荷物運び係)が待機していることがありますが、荷物を運んでもらうとチップ(数万ルピア程度)を請求されるため、不要な場合は「No, thank you」とはっきり断りましょう。
ステップ4:電子税関申告(ECD)の通過
インドネシア税関の公式ポータルから登録する「電子税関申告(バリ島空港 電子税関申告 ECD)」は、到着日の3日前(72時間前)から申請可能です。登録完了画面のQRコードを税関レーンの読み取り機にかざして出口へ向かいます。スマートフォンの画面キャプチャをあらかじめ保存しておくと、オフラインでも慌てずに対応できます。