Q1:口内炎ができたとき、チョコラBBなどのビタミンB群サプリを大量に飲めば即効で治りますか?
A1:ビタミンB2やB6は粘膜の再生に不可欠な栄養素ですが、飲んですぐに露出した神経を修復する即効性はありません。過剰に摂取しても水溶性ビタミンは尿中に排出されてしまいます。最短で痛みを消したい場合は、内服サプリだけに頼るのではなく、デキサメタゾン配合のステロイド軟膏やパッチ剤を患部に直接塗布して炎症を鎮静化させることが医学的に最も迅速です。
Q2:ステロイド軟膏を塗っても、唾液ですぐに流れてしまいます。上手に密着させるコツはありますか?
A2:軟膏を塗る直前に、丸めたティッシュや滅菌ガーゼで患部の唾液を優しく吸い取り、一時的に乾燥させることが最大のポイントです。その後、清潔な指先や綿棒に米粒大の軟膏を取り、患部を擦るのではなく「覆いかぶせるようにポンと置く」感覚で塗布してください。唾液に触れるとゲル状に固まる基剤が採用されているため、擦り広げない方が強固な保護被膜を形成できます。
Q3:痛くてたまらないので、市販のイソジンなどのうがい薬の原液を直接塗るのは効果がありますか?
A3:極めて危険ですので絶対に避けてください。ポビドンヨードなどの強いうがい薬は、用法通りの濃度に希釈して初めて正常組織を守りながら殺菌効果を発揮します。原液を潰瘍に直接塗ると、化学熱傷(ケミカルバーン)を引き起こして周囲の正常な細胞組織まで壊死させ、潰瘍を重篤化・巨大化させる恐れがあります。希釈した状態での穏やかな洗口に留めてください。