世間を騒然とさせたのは、2010年の年明け早々に報じられた「アメリカ・セドナ旅行」のスクープだった。パワースポットとして世界的に有名なアリゾナ州セドナで、二人並んで穏やかな笑顔を浮かべ、手をつないで歩く姿が写真週刊誌に捉えられたのだ。
当時、トップスター同士のお忍び旅行が発覚した場合、事務所を通じて事実関係を曖昧にするか、沈黙を貫くのが芸能界の通例だった。しかし、帰国時の成田空港で一人カメラの前に立った田村淳さんの対応は、従来の芸能界の常識を覆すものだった。
淳さんは異例となる単独記者会見を緊急で開き、集まった報道陣に対し「彼女はとても素敵な女性で、大好きな人です」「旅先で僕から気持ちを伝えました」と堂々と交際を宣言。過熱するパパラッチから安室さんを守るため、すべての取材対応を自分一人で引き受ける覚悟を示したこの会見は、世間に大きなインパクトを与え、淳さんの評価を一気に押し上げる結果となった。