八幡エリアのシンボルとして圧倒的な存在感を放つのが皿倉山だ。標高622メートルから見下ろす北九州の夜景は「新日本三大夜景」の一つに数えられ、眼下に広がる街の灯りと工場群のシルエットが織りなすパノラマは息をのむ美しさである。ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで到達する山頂展望台は、年中多くの訪問者で賑わう。
近年、地元の観光業は夜景観賞にとどまらない体験型コンテンツの創出に力を注いでいる。山頂周辺のトレイルコース整備や、夜間のライトアップイベント、地産地消のグルメを味わえる山頂カフェのオープンなど、リピーターを呼び込む施策が功を奏している。