卒業コンサートを経て、本当のラストステージとなったのが2026年4月30日に開催された秋葉原・AKB48劇場での卒業公演です。定員わずか250人の空間は、彼女が2007年4月8日に初めてステージに立った原点の場所でした。
公演のクライマックスで語られた卒業スピーチにおいて、柏木は涙をこらえながら次のような言葉を残しました。
「AKB48は私の青春そのものであり、人生の宝物でした。17年間、一度もアイドルを嫌いになったことはありません。ファンの皆さんがいてくれたから、私はここまで胸を張って走り続けることができました」
劇場の原点回帰となったこの日、歴代3期生をはじめとする仲間たちの温かい眼差しに包まれながら、柏木由紀は17年4か月に及んだアイドル人生に静かに、そして誇らしげに幕を下ろしました。