「すれ違いは マイ・ハート」という哀愁を帯びたイントロのフレーズ。一度聴いたら忘れられないメロディラインを生み出したのは、作曲家の芹澤廣明と作詞家の康珍化という、昭和ポップス黄金期を支えた最強のヒットメーカーコンビでした。
歌唱を担当した岩崎良美は、透明感あふれる歌声と伸びやかな表現力で、切なくも爽やかな青春の機微を鮮烈に表現。原作者あだち充が描く「上杉達也」「和也」「浅倉南」の複雑な三角関係と甲子園への情熱が見事なまでに楽曲とシンクロし、アニメの枠を超えた社会現象となりました。高校野球の応援歌としても定番化し、今なお甲子園のスタンドで響き渡る歴史的快挙は、ここから始まったのです。