テレビ界の頂点を極めた後、常盤貴子は活動の軸足を映画や舞台へと大胆にシフトさせていきました。2004年の映画『赤い月』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。香港映画『星月童話 もう一度逢いたくて』ではレスリー・チャンと共演するなど、国際的な舞台でも確かな足跡を残しました。
キャリアの大きな転機となったのが、故・大林宣彦監督との出会いです。『野のなななのか』(2014年)や『花筐/HANAGATAMI』(2017年)、そして大林監督の遺作となった『海辺の映画館―キネマの玉手箱』(2026年)において、常盤は大林ワールドの“ミューズ”として唯一無二の存在感を放ちました。大林監督から学んだ映画への情熱と哲学は、現在の彼女の役者魂の根幹を形作っています。
所属事務所であるスターダストプロモーションにおいても、彼女は長年にわたり看板女優として確固たるポジションを築いています。若手の育成や事務所のブランド価値向上にも大きく寄与しており、後輩俳優たちにとっての良き手本となっています。