空前の健康ブームに乗って食卓の定番となったアカモク。しかし、短期間で大量に摂取したり、毎食のように食べ続けたりすることには明確なリスクが伴う。主たる原因は、この海藻に凝縮された2つの成分「ヨウ素」と「水溶性食物繊維」だ。
海藻類全般に言えることだが、アカモクはミネラル分の宝庫であると同時に、海中のヨウ素を強力に吸収・蓄積する性質を持つ。適量であれば代謝を促進する味方となるが、許容量を超えると一転して内分泌系に過度な負荷をかける。さらに、あの独特の強烈な粘り気を生み出すアルギン酸やフコイダンといった食物繊維も、大量に胃腸へ送り込まれれば消化器を圧迫する要因に化けるのだ。