配信プラットフォームの王者Netflixが手がける『今際の国のアリス』のようなグローバルヒット作や、ワーナー・ブラザースが送る超大型エンターテインメント作品において、アクションのスケール感は留まることを知らない。視聴者の目が肥えた現代において、従来の演出では満足できない層に向け、よりリアルでインパクトのある映像が求められている。
国内作品でも海外クオリティに肉薄するハードな演出が増加しており、ワイヤーワークや高速パルクール、多人数での壮絶なバトルシーンが常態化した。それに伴い、スタントパーソンの身体的負荷は過去最高レベルに達しており、制作陣には映像の迫力と安全確保という相反する課題が重くのしかかっている。