大阪維新の会の強さの源泉となってきたのが、府知事と大阪市長によるツートップ体制です。なかでも吉村知事の支持率推移は、全国の都道府県知事の中でもトップクラスの高水準を長年維持してきました。SNSを駆使した迅速な情報発信や、教育無償化の推進といった分かりやすい政策パッケージは、子育て世代を中心に強固な支持を集めています。
一方、松井一郎前市長の後を継いだ横山英幸大阪市長の支持率も、堅調な数値を推移しています。派手なアピールよりも手堅い行政運営を重んじる横山カラーは、市政の実務面で一定の評価を獲得してきました。
ただし、首長個人の人気と党全体の支持率には開きが生じつつあります。首長ツートップの好感度がそのまま維新所属の地方議員や国会議員への支持につながる時代は転換点を迎え、有権者の視線は「個人のカリスマ」から「政策の費用対効果と具体的な成果」へと移っています。