この試合の最大のハイライトは、間違いなく大谷翔平とパイレーツの若き怪物、ポール・スキーンズの直接対決だった。マウンド上のスキーンズが投じた初球、101マイル(約162.5キロ)の唸りを上げるフォーシームがキャッチャーミットを叩くと、場内からはどよめきが起こる。しかし、大谷のバットスピードも負けてはいない。
カウント2-2からの5球目、内角低めに沈む高速スプリットを見事に捉えた打球は、目にも留まらぬ速さでライトスタンドへ吸い込まれていった。球場の空気を一変させる圧巻の一撃。怪物投手と世界的打者によるこの対決は、観客の記憶に深く刻み込まれる名勝負となった。