社会人野球の経験者であり、地元のリトルリーグで監督として息子を指導した父の大谷徹氏。しかし、グラウンドを一歩出れば熱血監督から優しい父親へと立ち位置を変えた。徹氏が幼少期の大谷翔平と交わしていたのが、日々の日記形式でやり取りする「野球ノート」だった。
ノートを通じて徹氏が繰り返し伝えたのは、大きな声を出すこと、一生懸命に走ること、そしてキャッチボールを大切にすることの3つ。プロ野球や北海道日本ハムファイターズ時代を経て、現在ロサンゼルス・ドジャースで躍動する今なお、この愚直なまでの基本思想が彼のプレーの骨格を支えている。