日常生活や工事現場でよく見かける特殊車両について、運転と作業に必要な免許・資格の組み合わせを掘り下げます。
① ホイールローダー
建設現場や除雪作業で大活躍するホイールローダーは、サイズが小型特殊の基準を超えるため、ホイールローダー公道走行には大型特殊免許が必須です。現場で土砂をすくう作業を行う場合は「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習」の修了が必要です。
② ラフタークレーン(ホイールクレーン)
自走して現場に向かうラフタークレーン運転免許区分は大型特殊免許です。ただし、ブームを伸ばして資材を吊り上げる作業には、吊り上げ荷重に応じた「移動式クレーン運転士免許」または「小型移動式クレーン運転技能講習」が不可欠となります。
③ ロードローラー・ブルドーザー
道路舗装に欠かせないロードローラー運転資格は、公道走行に大型特殊免許、転圧作業には「締固め用機械(ローラー)運転特別教育」の修了が定められています。また、キャタピラを備えたブルドーザー公道走行条件は大型特殊免許に加え、鉄製履帯で路面を傷つけないためのゴムパッド装着や、道路管理者の特殊車両通行許可が必要になるケースがあります。
④ 除雪車
冬の雪国を支える除雪車運転免許種類としては、大型の除雪ドーザーやロータリー除雪車を操縦するために大型特殊免許が基本です。自治体や民間委託での除雪作業員募集では、大特免許の保有が必須応募要件に設定されています。