なぜこれほど多くの利用者がリボ払いの罠に陥り、一括返済を模索することになるのか。SNSや大手掲示板、Q&Aサイトに寄せられた膨大な利用者の手記や告白を分析すると、共通する構造的要因が浮かび上がってくる。
「5,000ポイント還元のキャンペーンにつられて『自動リボ』にチェックを入れたのを完全に失念していた。明細をWebで細かく見ていなかったため、1年半もの間、毎月数千円の手数料を取られ続けていたことに気づいて青ざめた」(30代会社員・SNS投稿より)
「毎月1万円ずつ引き落とされているので順調に返せていると思い込んでいた。ある日楽天カードリボ払い残高確認をしてみたら、元金充当分がわずか5,000円強で、残りは手数料に消えていた。これでは完済まで何年かかるか分からないと恐怖を感じ、貯金を崩して全額振り込んだ」(40代公務員・知恵袋の相談手記より)
ここで見落としてはならないのが、楽天ポイント進呈対象外注意点である。「リボ払いを利用するとポイント2倍・3倍」という甘い宣伝文句に惹かれて設定するユーザーが多いが、冷静に試算すれば、得られるポイント還元(1〜2%相当)に対して支払う手数料(年利15.00%)は桁違いに大きい。ポイントを獲得するために数十倍の手数料を支払うという、明らかな「本末転倒」が現場で多発しているのが偽らざる実態である。