徳仁天皇は1960年(昭和35年)2月23日、当時の皇太子明仁親王(現・上皇さま)と美智子妃(現・上皇后さま)の第一男子(浩宮徳仁親王)として誕生されました。お印は「梓(あずさ)」です。歴代天皇の中で初めて、幼少期からご両親の手元で育ち、家庭的な温もりの中で養育された歴史的な世代にあたります。
学業においては学習院初等科から高等科を経て、1982年に学習院大学文学部史学科をご卒業。その後、1983年から1985年にかけて英国オックスフォード大学マートン・カレッジへ留学されました。18世紀のテムズ川における水上交通史を研究され、この経験は後に世界的ベストセラーとなった自著『テムズとともに――英国の二年間』に詳しく記されています。帰国後は学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程を修了(文学修士)されました。
2019年5月1日、皇室典範特例法に基づき第126代天皇に御即位。同年10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」では、国内外の代表を前に「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たす」と言明されました。