この騒動がスポーツビジネスに与えた打撃は計り知れない。当時FCバルセロナのメイングローバルパートナーを務めていた日本の楽天グループは、事態を極めて重く受け止めた。会長兼社長の三木谷浩史氏が公式SNSで不快感を表明し、クラブに対して正式な抗議と説明を要求する事態へと発展した。
さらに、グリーズマンと個別スポンサー契約を結んでいたコナミ(KONAMI)は、遊戯王カードのアンバサダー契約を即座に解除。企業のコンプライアンス順守と社会的責任(CSR)が叫ばれる時代において、アスリートの差別的言動がスポンサー撤退や莫大な経済的損失に直結することを証明する象徴的な出来事となった。