青山一丁目駅から徒歩数分。洗練されたショップやオフィスが立ち並ぶエリアの一角に、突如として視界が開ける広大な芝生と巨大なコンテナ風建築が現れる。かつて物流拠点やオフィスが占有していた土地を再定義し、屋外の共有空間を主役に据えたコンセプトは、オープン当時から大きな注目を集めていた。
2026年代の社会変容を経て、人々が「居住空間」と「自然との距離感」を根底から見直した流れは一時のブームに終わっていない。2026年現在、それは都市生活者の不可欠な生活様式として根付いた。青空の下で子どもたちが駆け回り、隣接するワークスペースから抜け出したオフィスワーカーが木陰でアイデアを練る。その中心で多様な植物を供給し、空間全体に生命力を吹き込んでいるのがこの場所だ。