犬種の純血性を保つ国際的な枠組みにおいて、プードルの理想とされる骨格は極めて明確だ。国際畜犬連盟(FCI)および一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)のスタンダード規定では、体高(地面から背中までの高さ)と体長(胸から尻までの長さ)の比率が1対1に近い「スクエア体型」が正式な基準とされている。
一方で、脚が長くすらりとした「ハイオン体型」や、胴の長さに対して手足が短い「ドワーフ体型」は、血統書上の独立した犬種区分ではない。遺伝的な個体差や交配の過程で現れる骨格バリエーションの一つに過ぎないのだ。血統登録上はいずれも同じトイ・プードルとして扱われるが、愛好家の間ではそのぬいぐるみのような容姿からプレミアムな価値を見出されている。